マスターズ・オブ・アメリカン・ミュージック　ルイ・アームストロング“サッチモ”商品情報

米ポピュラー音楽史に燦然と輝くジャズの巨人、“サッチモ”こと、ルイ・アームストロング。
その生涯を、数々の名演奏シーンやインタビュー映像で辿る、傑作ドキュメンタリー！

【解説】
トランペット奏者として、歌手として、そして映画の世界でも……圧倒的な存在感を示した世紀のエンターテイナー、ルイ・アームストロング。笑顔を絶やさない底抜けの明るさを持って世界中の人々に愛されてきた彼の功績は、ジャズの世界のみならず、ポピュラーミュージック全体に及び、20世紀アメリカ文化を象徴するミュージシャンの一人に挙げられる。そんなサッチモの音楽と人生を、貴重な映像やインタビュー映像とともに振りかえる。これはジャズファンならずとも、音楽史を知る上で必見のDVDである。
1901年にニューオーリンズで生まれ、貧しい少年時代を過ごしたルイ・アームストロング。発砲事件が原因で逮捕され、収容された施設で楽器(コルネット)と出会い、それがきっかけで音楽の才能を開花させる。シカゴで成功を手にし、ジャズの黄金時代を迎えていたニューヨーク、さらにはハリウッドに進出した彼は40本を越える映画に出演することになる。
本作にはサッチモが出演した映画作品や、ライヴシーン、インタビューなど、1932年から60年代末にかけての膨大な映像が収録されており、彼の天真爛漫な人間性と、終始一貫したエンタテイナーぶりは、音楽の楽しさを再認識させてくれる。

■ジャズやポピュラー音楽の世界に燦然と輝く名曲がずらり！
1964年にビートルズを抑えてチャート1位を獲得した代表曲「ハロー・ドーリー!」、映画「上流社会」でビング・クロスビーと共演した「ナウ・ユー・ハズ・ジャズ」。1933年デンマークのコンサートで披露され、最高の演奏と称される「ダイナ」。そして、「セ・シ・ボン」「ブラック・アンド・ブルー」。本作の中、1971年の葬儀の映像で効果的に使われる「この素晴らしき世界」など、収録曲は計38曲。
(ドキュメンタリーにつき、完奏収録ではございません。)

■ゆかりのミュージシャンがインタビューで登場！
トランペット奏者のウイントン・マルサリスがサッチモの音楽性について語るのを始め、ジャズ・シンガーのトニー・ベネットは英王室の晩餐会でのエピソードを披露。サッチモのバンドメンバーだったミルト・ヒントン、アーヴェル・ショウ、そしてデクスター・ゴードン、デイヴ・ブルーベック他、計16人のミュージシャン・関係者の証言を収録。

■資料的価値も高い、お楽しみ特典映像！
ギャラリー：アルバムジャケットや楽譜、ポスターや切手など、サッチモにまつわる様々な画像を収録。
ディスコグラフィー、バイオグラフィー

■ボーナストラック：本編中でウイントン・マルサリスが絶賛する「ポテト・ヘッド・ブルース」、スキャットが初めて録音された「ヒービ・ジービズ」の2曲を収録(音声のみ)。

【主な収録曲】
ハロー・ドーリー！(映画「ハロー・ドーリー！」より)
浮気はやめた(映画「アトランティック・シティ」より)
ユー・ラスカル・ユー(短編アニメ映画「ベティの蕃地征服」より)
ダイナ(1933年デンマークでのコンサート)
捧ぐるは愛のみ(映画「ジャム・セッション」より)
戸棚の中の骸骨(映画「黄金の雨」より)
ジーパーズ、クリーパーズ(映画「ゴーイング・プレイシズ」より)
ブルース・アー・ブリューイング(映画「ニューオリンズ」より、ビリー・ホリデイと共演)
ロッキン・チェア(ジャック・ティーガーデンとの共演したコンサート)
ナウ・ユー・ハズ・ジャズ(映画「上流社会」より、ビング・クロスビーとの共演)
セ・シ・ボン(パリでのコンサート)
ブラック・アンド・ブルー(ガーナでのコンサート)
サムデイ・ユール・ビー・ソーリー(TVでのライヴ)
波止場にたたずみ(映画「コペンハーゲン・カルンドボルグ」より)　他


2000年アメリカ作品　本編86分収録
片面1層，チャプター有，メニュー画面　日本語字幕
カラー/モノクロ/4：3
音声　ステレオ/モノラル/リニアPCM