野澤享司 / Self Covers Naked ’70商品情報

野澤享司 / Self Covers Naked ’70

野澤享司 / Self Covers Naked ’70

[ALBUM] 2008/04/23発売

野澤享司 / Self Covers Naked ’70

COCP-34850 ¥3,143 (税抜価格 ¥2,857)

  • 1.口ずさむララバイ

  • 2.アルバート2008

  • 3.夢の続きでも

  • 4.あたりきしゃかりきRock’n Roll

  • 5.君が気がかり

  • 6.ホロ酔い気分で

  • 7.空中に遊ぶ空想家の夢

  • 8.きつい回り道

  • 9.南へ遠く

  • 10.揺り籠の振動に身を任せて

  • 11.陽気な港町へ

  • 12.心安らぐ家を求めて

  • 13.あの峰を越えて

  • 14.築地の唄2008

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【CD-EXTRA映像】
・迷走
・悲しみはBluesで

70年代初期、URCレコードは、当時アングラ・フォークといわれた多くのミュージシャンのレコードをリリースしたが、なかでも72年に発売された野澤享司のアルバム「白昼夢」は他とは一線を画す作品だといっても過言ではない。フォークともブルースとも判別のつかない世界観。シンプルではあるが、紡ぎだされる言葉の不思議なストーリー、そして特異なギター奏法。オープンチューニングであることは確かだが、当時、CSN&Yのコピーを得意としたガロとは明らかに違う、イギリスのペンタングルに通ずるケルトやアイリッシュのラインに近い音色が野澤の不思議なオープンチューニングの世界だ。左手でコードを押さえるでもなく、フレットの上でメロディを爪弾く。同時に右手でサウンドホールの上で別のメロディーを弾く。時にボディをパーカッションのように敲き、あたかも三人のプレイヤーがそこにいるような錯覚にとらわれる。耳からだけではわかりにくい音の積み重ねを、今回は付属のCDエクストラの映像で目のあたりにすることができる。これは実に楽しみだ。近年、押尾コータローが驚異のギタープレイヤーとしてもてはやされているが、野澤はそれを30年以上前から繰り広げてきたのも驚きの事実である。今回のアルバムは野澤の初期の頃を色濃く再現した、セルフ・カバー・ベストともいうべきアルバムであり、アシッド・フォーク、伝説の達人といわれる所以を堪能できる作品に仕上がっている。

■野澤享司 プロフィール
1972年、中津川フォークジャンボリーを経て、ソロアルバム「白昼夢」(斉藤哲夫・渡辺勝・カシブチ哲郎など参加)URCレコードデビュー。
1977年、小室等のサポートギターを務めたのが縁でフォーライフレコードよりソロアルバム「kyoji Travelin'」(トムウェイツのバックアップメンバー等参加)リリース。その他、1978年までに「君が気がかり」「南へ遠く」「セイルオン」 などシングルを発表。その後、一時ライブ活動を中断するも90年代に入り活動再開。「野澤享司の極私的洋楽ファイル」CRT放送でのDJ(98年〜99年)曲の提供等。
1999年、アルバム「Fender Bender〜遥かな海へ」を発表。
現在はソロ活動を中心に シバ・生田敬太郎・斉藤哲夫・中川イサト等とのジョイントを織り交ぜながら精力的に活動中。