生田敬太郎 / 息吹 生田敬太郎 and the Mole’s Soul商品情報

生田敬太郎 / 息吹 生田敬太郎 and the Mole’s Soul

生田敬太郎 / 息吹 生田敬太郎 and the Mole’s Soul

[ALBUM] 2008/04/23発売

生田敬太郎 / 息吹 生田敬太郎 and the Mole’s Soul

COCP-34852 ¥3,143 (税抜価格 ¥2,857)

  • 1.Try Your King

  • 2.反吐が出そう/不忘探

  • 3.Life is on Your Side

  • 4.丘の上

  • 5.君亡き自由

  • 6.Everlasting Love

  • 7.秋の時

  • 8.夜型人の哥

  • 9.途/為るように成る

  • 10.Forever

  • 11.息吹/夢導我存

  • 12.Lie

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生田敬太郎にフォークシンガーかとたずねたら、怒るかもしれない。たしかにエレック時代のアルバムはフォーキーな世界ではあるが、本当はそんなことをやりたくはなかったのではないかと思わせる歌に溢れかえっているのが、今回のアルバムだ。かつて池袋のウィルソン・ピケットと呼ばれたというが、どうやらそれはまんざらウソではないようだ。「Try Your King」「反吐が出そう」なんて歌を聴いたら、そのファンキーなレアグルーブ感に圧倒されるだろう。熱い音と節回しの対極に、無常観漂う日常をえぐりとるクールな詩のほとばしりは、生田敬太郎の生き様そのものを感じずにはいられない。R&Bがリズム&ブルースでなくなって久しいが、そんなことはどうでもいいような、ブルース魂と潔さを併せ持った、生田敬太郎の本アルバムはただただ、カッコイイ。

■生田敬太郎 プロフィール
1973年、デビュー。当初目指していたのがスワンプ・ロッカー、トニー・ジョー・ホワイトというから、凡百のフォーク・シンガーとの違いを見せていた。
1974年、「風の架け橋」でそのソウルフルなスタイルが完成を見せる。細野晴臣、林立夫、チャー、金子マリ、成瀬喜博という超豪華なゲスト陣を迎え、情熱的な歌声とクールな視点を同居させた生田流のファンキー・ロックを創出。20年早かったジャパニーズ・レア・グルーヴとも称される。最近では、ポール・マッカートニー直系のシンガー・ソングライター、斎藤哲夫とアルバムを制作したり、元ピチカート・ファイヴの高浪敬太郎とライヴを行ったりと、ベテラン、若手に拘らないコラボレート活動に注目が集まる。
1971年、生田敬太郎とマックス名義でエレックレコードからファーストアルバム「この暗い時期にも」でデビュー。
1972年、三保敬太郎プロデュースのセカンドアルバム「24+37」をリリース。続けて細野晴臣を迎えてサードアルバムをリリース。
1975年、「凱旋」を発表。
1976年、なぎら健壱が友人たちを集めてレコーディングしたライヴアルバムに、タモリ、友部正人、高田渡、斉藤哲夫、渡辺勝、大塚まさじらと参加。また、1990年代後半から本格的に活動再開して旧知の斉藤哲夫との連名アルバム「生田敬太郎 斉藤哲夫」を発表。ライヴ活動も再開。