商品情報
インフォメーション直営ショップで購入
Disc 1
1.鳥は静かに... op.72(1998)
2.サクソフォン協奏曲「サイバーバード」 op.59(1994)
?- 彩の鳥
3.サクソフォン協奏曲「サイバーバード」 op.59(1994)
II - 悲の鳥
4.サクソフォン協奏曲「サイバーバード」 op.59(1994)
III - 風の鳥
5.ドーリアン op.9(1979)
Disc 2
1.大河ドラマ「平清盛」(2012)より
テーマ音楽
2.大河ドラマ「平清盛」(2012)より
屹立
3.大河ドラマ「平清盛」(2012)より
情歌(あそびをせんとや)
4.大河ドラマ「平清盛」(2012)より
戦闘
5.大河ドラマ「平清盛」(2012)より
夢詠み
6.大河ドラマ「平清盛」(2012)より
勇み歌
7.大河ドラマ「平清盛」(2012)より
決意
8.タルカス(2010)
噴火
9.タルカス(2010)
ストーンズ・オブ・イヤーズ
10.タルカス(2010)
アイコノクラスト
11.タルカス(2010)
ミサ聖祭
12.タルカス(2010)
マンティコア
13.タルカス(2010)
戦場
14.タルカス(2010)
アクアタルカス
15.ハッピーバースデートゥーユー
[ヒル姉妹/キース・エマーソン]
※お使いの環境では試聴機能をご利用いただけません。当サイトの推奨環境をご参照ください。
※音楽配信サービスにおいては、CD等のパッケージ商品と収録内容が異なる場合やお取り扱いが無い場合もありますので、お求めの際は充分にご注意ください。
幻のデビュー作から大河ドラマ「平清盛」まで、作曲家:吉松隆60年の集大成
平成25年度(第68回)文化庁芸術祭参加(作品)
異端にして自由、繊細にして豪快、天翔ること鳥のごとし。NHK大河ドラマ「平清盛」の音楽で広く一般にもその名が浸透した、当代随一の人気作曲家、吉松隆の還暦を祝って催された感動的なコンサートのライブ録音です。室内楽とソロで始まり全3部ほぼ4時間にも渡った公演から、オーケストラ演奏による第2部と第3部を収録。独自の静の世界からロック・シンフォニーの動の頂点へと駆け上り、会場はスタンディング・オベーションの渦に飲み込まれました。駆けつけたキース・エマーソンも壇上に上がって祝賀の演奏を行うというハプニングも。
●吉松隆(作曲家)
1953年(昭和28年)東京生まれ。作曲家。
少年時代は手塚治虫のような漫画家か、お茶の水博士のような科学者になろうと思っていたが、中学3年の時に突然クラシック音楽に目覚め、慶應義塾大学工学部を中退後、一時松村禎三に師事したほかはロックやジャズのグループに参加しながら独学で作曲を学ぶ。
1981年に「朱鷺によせる哀歌」でデビュー。以後いわゆる「現代音楽」の非音楽的な傾向に異を唱え、調性やメロディを復活させた「新(世紀末)抒情主義」および「現代音楽撲滅運動」を主唱、交響曲5曲や協奏曲10曲を始めとするオーケストラ作品を中心に、〈鳥のシリーズ〉などの室内楽作品、〈プレイアデス舞曲集〉などのピアノ作品のほか、ギター作品、邦楽作品、舞台作品など数多くの作品を発表する。1998年からはイギリスのシャンドス(Chandos)とレジデント・コンポーザーの契約を結び全オーケストラ作品が録音される。
最近ではキース・エマーソンの作品「タルカス」をオーケストラ用に編曲し大きな反響を受けた。また2009年映画太宰治原作「ヴィヨンの妻〜桜桃とタンポポ〜」の作曲を監督の根岸吉太郎氏の指名により手掛け、日本アカデミー賞優秀音楽賞を受賞。
2003年放映TVアニメ「アストロボーイ/鉄腕アトム」の音楽も担当。2012年放送NHK大河ドラマ「平清盛」の音楽を担当し、2枚のサウンドトラックに加えボックスセットを日本コロムビアよりリリース。
評論・エッセイなどの執筆活動のほか、FM音楽番組の解説者やイラストレイターとしても活躍中で、著書に「図解クラシック音楽大事典」(学研)、「夢みるクラシック交響曲入門」(筑摩書房)、編著書に「クラシックの自由時間」(立風書房)、また自伝「作曲は鳥のごとく」(春秋社)などがある。
2013年3月20日には幻のデビュー作から大河ドラマ「平清盛」までの作曲家・吉松隆60年の集大成「吉松隆還暦コンサート『鳥の響展』」を東京オペラシティで開催、高評を得た。
公式ホームページ: http://yoshim.music.coocan.jp/
●藤岡幸夫(指揮者)
東京生まれ。慶応義塾大学文学部卒業。英国王立ノーザン音楽大学修了。マンチェスター室内管弦楽団首席指揮者、日本フィル指揮者を歴任し、2007年より関西フィル首席指揮者。BBCフィル、ロイヤル・フィル、ロイヤル・リヴァプール・フィルをはじめ数多くの海外オーケストラに客演し、ロンドン夏の風物詩「プロムス」にも出演。関西フィルとは2013年で14シーズン目を迎え、毎年40公演以上を指揮。その一体感あふれる演奏は常に聴衆を魅了し、高い評価を得ている。
2012年大晦日のテレビ東京系全国ネット「東急ジルベスター・コンサート2012」でのカウントダウン大成功の模様は、大きな反響を呼んだ。NHK大河ドラマ「平清盛」の劇中音楽の指揮など、活躍の場は枚挙に暇がない。
公式ファンサイト http://www.fujioka-sachio.com/
●須川展也(サクソフォン)
日本が世界に誇るサクソフォン奏者。東京藝術大学卒業。第51回日本音楽コンクール、第1回日本管打楽器コンクール最高位受賞。出光音楽賞、村松賞を受賞。98年JT音楽家シリーズCM出演、02年NHK連続テレビ小説『さくら』のテーマ音楽を演奏。年間コンサート数は約100公演。海外でも20カ国以上でリサイタルやマスタークラスを行っている。これまでに約30枚のCDをリリース。最新CDは「サキソ・マジック」。国内外の有名オーケストラと多数共演。名だたる作曲家への委嘱も積極的に行なっており、須川によって委嘱・初演された多くの作品がクラシカル・サクソフォンの主要レパートリーとして国際的に広まっている。1989年から2010年まで、東京佼成ウインドオーケストラ・コンサートマスターを務めた。トルヴェール・クヮルテットメンバ−、ヤマハ吹奏楽団常任指揮者、東京藝術大学招聘教授。
http://www.sugawasax.com
●小柳美奈子(ピアノ)
東京藝術大学卒業。伴奏のイメージを変えてしまうアンサンブル・ピアニスト。様々なプレイヤーの呼吸の機微を読み取り、それに寄り添うしなやかな感性を数多くの公演、録音で発揮している。吉松隆「サイバーバード協奏曲」の準ソリストとしてフィルハーモニア管弦楽団とも共演。トルヴェール・クヮルテット」とのレコーディングは10数枚を超える。トリオ「YaS-375」のメンバー。
●小林洋二郎(パーカッション)
小学校卒業の頃に打楽器に目覚め、ドラム教室に通い始める。猪俣猛氏にちびっ子ドラマーとして注目され、若干12歳でTV出演も果たす。東京藝術大学にてクラシック的な感覚を養う一方、リズム教育研究所に在籍し、ドラムセットや、ラテンパーカッション、ルーディメントの研鑽を積む。ドラム雑誌へのセミナー連載をきっかけにプロ活動を開始し、ライブサポートやレコーディング等、シンフォニックな感性を持つ打楽器奏者としてジャンルを超えて活躍中。
http://yojiroweb.com/
●舘野泉(ピアノ)
1936年東京生まれ。60年東京藝術大学首席卒業。3500回以上の演奏会を行い世界中の聴衆から熱い支持を得る。02年脳出血により右半身不随となるが、04年「左手のピアニスト」として復帰。2010年演奏生活50周年を迎える。シベリウス・メダル(06年)、旭日小綬章受章(08年)、東燃ゼネラル音楽賞本賞(2012)受賞ほか受賞歴多数。NHK大河ドラマ「平清盛」テーマ曲のソリストをつとめる。現在、左手ピアノ音楽の集大成「舘野泉フェスティヴァル〜左手の音楽祭」全16回の大プロジェクトに取り組む(最終回は11月10日「77歳のコンチェルト」)。CD「舘野泉×吉松隆」(エイベックス・クラシックス)ほか。南相馬市民文化会館(福島県)名誉館長。ヘルシンキ在住。
舘野泉公式ホームページ http://www.izumi-tateno.com
●東京フィルハーモニー交響楽団
1911年創立。2011年に日本のオーケストラとして最初の100周年を迎える。約160名のメンバーをもち、シンフォニーオーケストラと劇場オーケストラの両機能を併せもつ日本を代表するオーケストラ。「定期演奏会」や「午後のコンサート」、「こども音・楽・館」などの自主公演の他、新国立劇場のレギュラーオーケストラとしてのオペラ・バレエ演奏、NHKにおける『名曲アルバム』や2012年大河ドラマ『平清盛』の劇中音楽、FM『ブラボー!オーケストラ』、さらに『題名のない音楽会』などにより全国の音楽ファンに親しまれる存在として、高水準の演奏活動とさまざまな教育的活動を展開し、クラシック音楽の広い普及に努めている。
公式ウェブサイト http://www.tpo.or.jp