コムデギャルソン × オノ セイゲン 革命はいかにして起こったのか

コムデギャルソン × オノ セイゲン
革命はいかにして起こったのかインタヴュー・文=松山晋也

ファッション・ショーにおける音楽の在り方に一大変革をもたらし、オノ セイゲンの音楽家としての評価も確立した金字塔『コム デ ギャルソン セイゲン オノ』。88年Volume 1)と89年(Volume 2)にリリースされたこの2 枚のアルバムは過去に何度か再発されてきたが、今回の日本コロムビアでの再発に際しては、CD(Volume1&2)だけでなくモノラルLP及びモノラル音源を追加したハイブリッドSACDも作られ、更に、『コム デ ギャルソン セイゲン オノ』の発展ヴァージョンとも言うべき未発表音源を収めた『コム デ ギャルソン Fragmentation セイゲン オノ』も同時リリースされる。これら2作品について、オノ セイゲンに話を聞いた。

マイルストーンとしての『コム デ ギャルソン セイゲン オノ』

―まずは『コム デ ギャルソン セイゲン オノ』誕生までの経緯について、簡単に説明していただけますか。

僕は70 年代末からスタジオ・エンジニアをやり始めましたが、84年にミュージシャンとしての初ソロ・アルバム『SEIGEN』がビクターの〈Music Interior〉シリーズ第1弾として発表されました。その時に、音作りの基本的手法は確立した感じです。その後ジョン・ゾーンの仕事やラウンジ・リザーズのプロデュースとか、80年代半ばからニューヨークのダウンタウン・シーンとのつながりを深めていきました。アート・リンゼイとかマーク・リボーとか。あのシーンはエンジニアとミュージシャンの境目が曖昧で、仕事が速い。そして、セッションごとにミュージシャンが交替するので、この人とやればこういう面白いことができるとか、わかってくる。テーマや曲ごとに、組むミュージシャンを選択し、決まった予算内でスピーディにやれる。そんなスタイルが僕にピタッとはまった感じだった。この経験がコムデギャルソンでの仕事の土台になったと思います。

―コムデギャルソンから声がかかったのも、その頃ですね。

そう、87年。僕が英ヴァージン傘下のヴェンチャー・レーベルと契約し、『The Green Chinese Table』(88年)を出すちょっと前だったので、その音源を先方に提示したら、「それは既に関係者は聴いているわけですよね、だめです」と却下になりました。

―「誰も、まだ聴いたことがない音楽を使いたい」「洋服がきれいに見えるような音楽を」というコムデギャルソン側からのその時の注文は、今や伝説ですね。

(笑)…で、改めて、無理難題も素早く、かつクリエイティヴにこなせるミュージシャンたちに声をかけ、ニューヨーク、パリ、リオデジャネイロ、東京で新たに録音したんです。

―美しい洋服をイメージしながら作ったんですか。

僕は洋服のことは今でもよくわからない。だから当時の発想は高校時代に観た映画などの「美」に戻ってゆく感じだった。ヴィスコンティやフェリーニなどの映画には無意識にも影響を受けてたんですね。

―この仕事からはいろんなことを学んだんでしょうね。

自由に作らせてもらったというのは、すごく重要なことでした。僕はコムデギャルソンのショーも観たことがなかったし、事前に新しい洋服は誰も見れない。普通、CMやレコード会社からの仕事の場合、クライアントや代理店などいろんな関係者が現場に来てあれこれ注文をつけるんだけど、コムデギャルソンの仕事ではそういうことは一切なかった。本当に「誰も、まだ聴いたことがない音楽を使いたい」「洋服がきれいに見えるような音楽を」という抽象的かつ本質的な言葉だけ。だから音を作りながら、ヴィジョンに向かって進むしかないことをはっきりと認識できた。途中で細かい変更はあっても、一貫したヴェクトルでどんどん進み目標に到達することの大切さ。それはあとから気がついたことなんですけど。

―実際にコムデギャルソンのショーにも参加したんですか。

演出スタッフの一人の裏方としてね。パリコレの現場では自分でオペレイションしました。PAのチューニングから全部です。

―ショーでは、セイゲンさんの音楽に対する反応はどうでしたか。

パリで最初にやった時、大反響でした。カセット・コピーを何本も頼まれた。その翌年に、イタリアの有名な家具メーカーの音楽を頼まれた。今のミラノサローネ国際家具見本市の前身にあたる展示会のためです。コクトーの映画の撮影監督だったアンリ・アルカンが照明、写真はピーター・リンドバーグ、音楽が僕。その時に作った曲の一部は、僕のアルバム『NekonoTopia NekonoMania』(90年)や『Bar Del Mattatoio』(94年)にも入れました。そういうきっかけになったことも含め、コムデギャルソンのこの2枚は、僕のキャリアにおけるマイルストーンになったと思います。

音と音楽の境目を探り続ける

―同時発売のもう1枚『コム デ ギャルソン Fragmentation セイゲン オノ』(以下『Fragmentation』)の冒頭の6曲は、音楽ではなくショーの会場の実況音ですね。驚きました。

97年に久しぶりにパリコレのショーのために依頼がありました。でもその時は「音楽」は使わないけど「音」は使いたいという注文でした。80年代、パリコレなどの会場はお客様が千人以上入る大きなものだったけど、その時から小さな会場になりました。洋服をもっと近くで見られるからかな。ショーではなくプレゼンテーションと言って ました。その前の何回かのショーでは音楽を全く使わなかったそうです。そうすると、カメラマンの声やシャッター音だけが会場に響く。モデルは歩きにくいし、会場全体がすごく緊張する。で、やっぱり音楽をかけてほしいという要望がメディアや観客からもあったそうです。けど、川久保さんは音楽は使いたくなかった。それで「音楽ではなく、でも音を」という注文が僕にきたんです。この『Fragmentation』の冒頭6曲は、その時のプレゼンテーションの実況音を編集したものです。

―シャッター音などの合間で時々、楽器の音も聴こえますね。

97年のパリコレでも十数人のモデルがいましたが、基本的に一人のモデルに音を一つずつあててみました。ランウェイを歩いている間、どこかでちょっとだけ使う。音がザーッと一瞬鳴ってすぐに消えるので、お客様は最初は演出のミス、事故だと思ったみたいです。でも、5人目のモデルぐらいから、皆さん面白がり始めた。演出だなとわかってきて。

―その一瞬だけ鳴らす楽器音は、元々は楽曲として録音したものの一部なんですか。

そうです。アート・リンゼイ、マーク・リボー、ナナ・ヴァスコンセロスなどを起用して97年にニューヨークで録音しました。そのトラックをバラバラにした断片を入れたサンプリング・キーボードを準備し、現場で僕が音を出したんです。長いもので5秒ぐらい、短いものだとバンッ、だけ。モデルの動きとかお客様の反応を見ながらランダムにその場で音をキーボードから出す。即興演奏というか、即興断片配置。こういうアプローチでやったのは、この時1回だけだと思います。

―ニューヨークで録音した元の曲というのは、どういうものだったんですか。

まず僕のガイドのピアノを録音しました。コードと簡単なメロディから成るスケッチで、僕は“Lurking Tonality Piano(潜んでいる調性ピアノ)”と呼んでいますが、 それはまったく新しい手法です。参加メンバーはアンサンブルしないようにという指示で一人か二人ずつ、前の人の音は聴かせずに演奏を加えていく。複数のテイクから面白い組み合わせを選び、二つの曲を完成させた。それがこのアルバムの(9)「三丁目のジャン」と(11)「三丁目のジョン」です。プレゼンテーションでは、この曲の断片を使ってるわけです。そして、その時の“Lurking Tonality Piano”を土台に今回新しく録音したのが、(10)「あげくの果て」です。プレゼンテーションは40分ほどでしたが、 『Fragmentation』CDレイヤーではそれを計10分ほどの冒頭5曲に編集しています。短くした結果、断片的だった楽器音のトーナリティ(調性)がうっすらと浮き上がってくるのがわかります。ハイブリッド盤なのでSACDレイヤーには、フル・ヴァージョンで収録しています。

―曲の断片を使うだけなら、わざわざ新たに録音しなくても、過去の音源から適当に使えたのでは?

過去の使い回しではコムデギャルソンにならない。常に新しいことに挑戦するわけで(笑)。

―(8)「マルー」と(12)「何年生まれ?」は、2003年の録音とクレジットされてますが?

2002年にコムデギャルソンの大阪店ができて、その1周年記念ライヴです。アコーディオンのcobaなど4人編成バンドを店内の真ん中に配置。ステージは作らず、お 客様はその周りを囲んで座り込んだりしながら聴いていた。更に2階では一ノ瀬響と権藤知彦がその音をライヴ・リミッスしながら生音も重ねるという手の込んだものでした。

―『コム デ ギャルソン セイゲン オノ』の今回の再発に際して『Fragmentation』を一緒に出した背景には、どのような思いがあったのでしょうか。

僕は、坂本龍一さんの多くの作品にもエンジニアとして関わってきたんだけど、『async』など特に最近の作品はノイズとのギリギリ境目のような作品が多いんです ね。何かを擦っているような音とか。どうやって録音すれば最も効果的なのかを常に考えながらやってきましたが、それはこの『Fragmentation』からつながっていることでもある。音と音楽の境目に対する視線や感性という点で、ようやく時代が追いついてきたんでしょう。だから、今こそこれを出すべきだと思ったんです。

2019/3/20 RELEASE SACD / アナログ・レコード

ジャケット・デザイン:井上嗣也

  • [SACD]COMME des GARÇONS SEIGEN ONO
    2019/03/20発売 CD(SACDハイブリット)2枚組 COGB-106-7 ¥4,000+税
    ジャケット・デザイン:井上嗣也
      COMME des GARÇONS SEIGEN ONO

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      CD1/SACD1 収録楽曲

      1. Something to Hold on to
      2. Have You Seen It Yet? 2018B
      3. All Men are Heels
      4. After You...
      5. Hunting for Lions
      6. Round the Globe
      7. Long Voyage
      8. SUZUKI-SENSEI-SANSEI
      9. Look for an Afternoon
      10. Pessoa Quase Certa
      11. 540AM, View of Empire
      12. Have You Seen It Yet?
      13. Something to Hold on to (MONO)※
      14. After You… (MONO)※
      15. All Men are Heels (MONO)※
      16. Have You Seen It Yet? 2018A (MONO)※
      17. Round the Globe (MONO)※
      18. 540AM, View of Empire (MONO)※
      19. Hunting for Lions (MONO)※
      20. Pessoa Quase Certa (MONO)※

      CD層:通常のCDとしてM1からM12まで(トータル51分41秒)
      Super Audio CD層:対応プレーヤーでM1からM20まで(トータル85分03秒)
      M13からM20は、ラッカー盤(MONO)のマスターです。

      CD2/SACD2 収録楽曲

      1.Julia
      2. Pastorinhas / Bandeira Branca / Mascara Negra
      3. Galope
      4. Another Groove
      5. On the Sunny Side of the Street
      6. Roman Marching Band
      7. TA.TA.TA.
      8. Louis-san
      9. Staying on the Beach All Day
      10. Finale
      11. Carnation
      12. If You Only Knew
      13. You will be All Right
      14. Julia (MONO)※
      15. Finale (MONO)※
      16. Roman Marching Band (MONO)※
      17. TA.TA.TA. (MONO)※
      18. Pastorinhas / Bandeira Branca / Mascara Negra (MONO)※
      19. You will be All Right (MONO)※
      20. SUZUKI-SENSEI-SANSEI (MONO)※

      CD層:通常のCDとしてM1からM13まで(トータル59分41秒)
      Super Audio CD層:対応プレーヤーでM1からM20まで(トータル90分50秒)
      M14からM20は、ラッカー盤(MONO)のマスターです。

      ※SACD1 13~20, SACD2 14~20は、Super Audio CD層のみの収録となります。対応プレーヤーでお楽しみください。

      SOMETHING TO HOLD ON TO Seigen Ono/Arto Lindsay
      Recorded at D&D and media sound, mixed at QUAD, New York, August 1987
      Associate producer: Arto Lindsay
      Arto Lindsay : guitar voice, Sp12/ Bill Frisell : guitar / John Zorn : saxophone
      Michel Blair : box marimba /Hank Roberts: cello / Carol Emanuel : keyboards
      Ned Rothenberg: bass clarinet / Peter Scherer: key-bass / Jill Jaffe : viola
      Mac Quayle : pgm / Seigen Ono: Sp12, keyboards, charango

      HAVE YOU SEEN IT YET? 2018B Seigen Ono
      Recorded at media sound, New York, August 1987
      Mixed at DAMES, Paris, September 1987, Re-mixed at Saidera Mastering, November 2018
      Arto Lindsay : guitar / Peter Scherer : piano
      Hank Roberts : cello / Ned Rothenberg : bass clarinet
      Jill Jaffe : viola / Carol Emanuel : harp / Seigen Ono : charango

      ALL MEN ARE HEELS Seigen Ono / Arto Lindsay
      Recorded at D&D and media sound, mixed at QUAD, New York, August 1987
      Associate producer: Arto Lindsay
      Sussan Deihim : voice, walking steps / John Zorn : saxophone / Hank Roberts : cello
      Ned Rothenberg : bass clarinet / Michel Blair : box marimba, percussion
      Jill Jaffe : viola, violin / Mac Quayle : pgm / Seigen Ono: Sp12, keyboard

      AFTER YOU… Seigen Ono
      Recorded and mixed at v.f.v.studio, Tokyo, December 1987
      Seigen Ono : All instruments / Tatsuji Kimura.: pgm

      HUNTING FOR LIONS Seigen Ono / John Lurie /Alain "Loy" Ehrlich
      Recorded and mixed at DAMES, Paris, September 1987
      John Lurie: saxophone / Alain "Loy" Ehrlich : bolong, gimbri, keyboard
      Abdou M'Boup: talking drum, African percussion / Seigen Ono: charango

      ROUND THE GLOBE Seigen Ono / Peter Scherer
      Recorded at D&D and media sound, New York, August 1987
      Saxophone recorded and remixed at Platinum Island, New York, January 1989
      Peter Scherer : keyboards,SP12 / Bill Frisell : guitar / Arto Lindsay: guitar
      Jill Jaffe: viola, violin / Mac Quayle: pgm / Roy Nathanson : saxophone
      Seigen Ono: SP12, keyboards

      LONG VOYAGE Alain "Loy" Ehrlich
      Recorded at STUDIO FERBER, mixed at Studio Harryson, Paris, October 1989
      Vali : Lead vocal / Tatiana : backing vocal
      Alain "Loy" Ehrlich : piano, keyboards, percussion / Brice Wassy: drums

      SUZUKI-SENSEI-SANSEI Seigen Ono
      Recorded at STUDIO FERBER, mixed at Studio Harryson, Paris, October 1989
      Tatiana and Vali: vocals / Alain "Loy" Ehrlich: marimba, bass, tambourine
      Seigen Ono: guitars, piano / Matinas Suzuki Jr.: Folha de S.Paulo, Brazil

      LOOK FOR AN AFTERNOON Seigen Ono / Carol Emanuel / Jill Jaffe
      Recorded at D&D and media sound, mixed at QUAD, New York, August 1987
      Remixed at Platinum Island, New York, January 1989
      Carol Emanuel : harp, voice / Jill Jaffe: viola, voice / Arto Lindsay: voice
      Curtis Fowlkes: trombone / Ned Rothenberg: bass clarinet
      Hank Roberts: cello / Mac Quayle: pgm / Seigen Ono: keyboards

      PESSOA QUASE CERTA Seigen Ono / Arto Lindsay
      Recorded at media sound, mixed at QUAD, New York, August 1987
      Associate producer : Arto Lindsay
      Arto Lindsay : vocal / Carol Emanuel : harp / Jill Jaffe : viola / Seigen Ono : charango

      540AM, VIEW OF EMPIRE Seigen Ono / John Zorn
      Recorded and mixed at CBS/SONY ROPPONGI, Tokyo, December 1987
      John Zorn : saxophone / Fusanosuke Kondo: guitar / Hideo Yamaki : drums
      Tatsuo Kondoh : piano, keyboards / Seigen Ono: guitar

      JULIA Seigen Ono / Jill Jaffe
      Recorded and mixed at media sound, New York, January 1988
      Alfredo Pedernera: bandoneon / Maxine Neuman: cello
      Jill Jaffe: viola, violin / Carol Emanuel: harp / John Beal: contra bass

      featuring MARLENE
      PASTORINHAS João de Barros / Noel Rosa
      BANDEIRA BRANCA Max Nunes / Laercio Alves
      MASCARA NEGRA Jose Flores de Jesus / Hildebrando Pereira Mattos
      Recorded at multi studios, Rio de Janeiro, February 1988
      Strings recorded at 39th ST. Music, New York, March 1988
      Remixed at Platinum Island, New York, January 1989
      Marlene: vocal / Armando Martinez: piano / Nelson Martins: trombone
      Helcio Brenha: saxophone / Jayme: trumpet / Mentirinha: percussion
      Joaquim Henriques: drums / Aldemir Bruzaca: bass, backing vocal
      Jill Jaffe: viola, violin / Maxine Neuman: cello
      Seigen Ono: strings arrangement, percussion

      GALOPE Gonzaga Jr.
      Recorded at multi studios, Rio de Janeiro, February 1988
      Remixed at Platinum Island, New York, January 1989
      Marlene: vocal / Helio Delmiro: guitar / Armando Martinez: piano
      Helcio Brenha : saxophone / Nelson Martins: trombone / Jayme: trumpet
      Mentirinha: percussion / Joaquim Henriques: drums / Aldemir Bruzaca: bass, voice
      Pedrinho Rodriguez and Marcia Regina

      ANOTHER GROOVE Seigen Ono / Roy Nathanson
      Recorded at Sound on Sound, New York, October 1988
      Remixed at Platinum Island, New York, January 1989
      Roy Nathanson: saxophone / Bill Ware: vibes / E.J. Rodriguez: percussion
      Marc Robot: guitar / Jim Nolet: violin / Curtis Fowlkes: trombone
      Brad Jones: contra bass / Seigen Ono: guitar

      ON THE SUNNY SIDE OF THE STREET Jimmy McHugh / Dorothy Fields
      Recorded at Sound on Sound, New York, October 1988
      Remixed at Platinum Island, New York, January 1989
      Roy Nathanson : vocal, saxophone / E.J. Rodriguez : drums
      Marc Ribot : guitar / Brad Jones : contra bass

      ROMAN MARCHING BAND Seigen Ono / Roy Nathanson
      Recorded and mixed at Sound on Sound, New York, October 1988
      Roy Nathanson: saxophone / Dougie Bowne: marching drum / Bill Ware: vibes
      Bob Stewart: tuba / Curtis Fowlkes: trombone / Marc Ribot: banjo, cornet
      E.J. Rodriguez: percussion / Seigen Ono: piano

      TA.TA.TA Seigen Ono
      Recorded and mixed at Sound on Sound, New York, October 1988
      Roy Nathanson: saxophone, clap / E.J Rodriguez: percussion, clap
      Bill Ware: vibes / Curtis Fowlkes: trombone / Marc Ribot: guitar
      Brad Jones: contra bass, clap / Seigen Ono: piano, percussion, clap

      LOUIS-SAN Roy Nathanson
      Recorded at Sound on Sound, New York, October 1988
      Remixed at Platinum Island, New York, January 1989
      Roy Nathanson: saxophone / E.J. Rodriguez: drums / Bill Ware: marimba
      Bob Stewart: tuba / Marc Robot: guitar / Jim Nolet: violin

      STAYING ON THE BEACH ALL DAY Seigen Ono /Roy Nathanson
      Recorded at Sound on Sound, New York, October 1988
      Remixed at Platinum Island, New York, January 1989
      Roy Nathnson: saxophone / Marc Ribot: guitar / E.J. Rodriguez: drums, percussion
      Bill Ware: vibes / Jim Nolet: violin / Curtis Fowlkes: trombone / Brad Jones: contra bass

      FINALE
      Seigen Ono / Hideo Yamaki / John Zorn / Choi Jong-Shil / Kim Duk-soo
      Recorded and mixed at CBS/SONY ROPPONGI, Tokyo, December 1987
      Fred Frith: guitar / John Zorn: saxophone / Hideo Yamaki: lot of drums, balaphone
      Choi Jong-shil: buk, k’kwaenggwari / Kim Duk-soo: changgo
      Haruo Togashi: piano, keyboards / Tatsuo Kondoh: accordion

      CARNATION Seigen Ono / Evan Lurie
      Recorded and mixed at media sound, New York, January 1988
      Alfredo Pedernera: bandoneon / Jill Jaffe: viola, violin
      Maxine Neuman: cello / Judy Geist: viola

      IF YOU ONLY KNEW Seigen Ono / Evan Lurie
      Recorded and mixed at media sound, New York, January 1988
      Alfredo Pedernera: bandoneon / Jill Jaffe: viola, violin / Maxine Neuman: cello

      YOU WILL BE ALL RIGHT Seigen Ono / Arto Lindsay
      Samba school recorded on a street in Rio de Janeiro, February 1988
      Recorded and mixed at QUAD, New York, March 1988
      Bill Frisell: guitar, voice / Arto Lindsay: guitar, voice / Jill Jaffe: viola, voice
      Carol Emanuel, Tereza Tillett and Seigen Ono: voices

  • [アナログ・レコード]COMME des GARÇONS SEIGEN ONO
    COMME des GARÇONS SEIGEN ONO
    2019/03/20発売 アナログ・レコード(モノラル)2枚組 COJA-9349-50 ¥5,800+税
    ジャケット・デザイン:井上嗣也

      試聴はこちらから


      LP 収録楽曲(MONO)


      Side-1

      1. Something to Hold on to
      2. After You
      3. All Men are Heels
      4. Have You Seen It Yet? 2018A

      Side-1:13分38秒

      Side-2

      1. Round the Globe
      2. 540AM, View of Empire
      3. Hunting for Lions
      4. Pessoa Quase Certa

      Side-2:15分19秒

      Side-3

      1. Julia
      2. Finale
      3. Roman Marching Band
      4. TA. TA. TA.

      Side-3:13分38秒

      Side-4

      1. Pastorinhas / Bandeira Branca / Mascara Negra
      2. You will be All Right
      3. SUZUKI-SENSEI-SANSEI

      Side-4:13分49秒

      SOMETHING TO HOLD ON TO Seigen Ono/Arto Lindsay
      Recorded at D&D and media sound, mixed at QUAD, New York, August 1987
      Associate producer: Arto Lindsay
      Arto Lindsay : guitar voice, Sp12/ Bill Frisell : guitar / John Zorn : saxophone
      Michel Blair : box marimba /Hank Roberts: cello / Carol Emanuel : keyboards
      Ned Rothenberg: bass clarinet / Peter Scherer: key-bass / Jill Jaffe : viola
      Mac Quayle : pgm / Seigen Ono: Sp12, keyboards, charango

      HAVE YOU SEEN IT YET? 2018B Seigen Ono
      Recorded at media sound, New York, August 1987
      Mixed at DAMES, Paris, September 1987, Re-mixed at Saidera Mastering, November 2018
      Arto Lindsay : guitar / Peter Scherer : piano
      Hank Roberts : cello / Ned Rothenberg : bass clarinet
      Jill Jaffe : viola / Carol Emanuel : harp / Seigen Ono : charango

      ALL MEN ARE HEELS Seigen Ono / Arto Lindsay
      Recorded at D&D and media sound, mixed at QUAD, New York, August 1987
      Associate producer: Arto Lindsay
      Sussan Deihim : voice, walking steps / John Zorn : saxophone / Hank Roberts : cello
      Ned Rothenberg : bass clarinet / Michel Blair : box marimba, percussion
      Jill Jaffe : viola, violin / Mac Quayle : pgm / Seigen Ono: Sp12, keyboard

      AFTER YOU… Seigen Ono
      Recorded and mixed at v.f.v.studio, Tokyo, December 1987
      Seigen Ono : All instruments / Tatsuji Kimura.: pgm

      HUNTING FOR LIONS Seigen Ono / John Lurie /Alain "Loy" Ehrlich
      Recorded and mixed at DAMES, Paris, September 1987
      John Lurie: saxophone / Alain "Loy" Ehrlich : bolong, gimbri, keyboard
      Abdou M'Boup: talking drum, African percussion / Seigen Ono: charango

      ROUND THE GLOBE Seigen Ono / Peter Scherer
      Recorded at D&D and media sound, New York, August 1987
      Saxophone recorded and remixed at Platinum Island, New York, January 1989
      Peter Scherer : keyboards,SP12 / Bill Frisell : guitar / Arto Lindsay: guitar
      Jill Jaffe: viola, violin / Mac Quayle: pgm / Roy Nathanson : saxophone
      Seigen Ono: SP12, keyboards

      LONG VOYAGE Alain “Loy” Ehrlich
      Recorded at STUDIO FERBER, mixed at Studio Harryson, Paris, October 1989
      Vali : Lead vocal / Tatiana : backing vocal
      Alain "Loy" Ehrlich : piano, keyboards, percussion / Brice Wassy: drums

      SUZUKI-SENSEI-SANSEI Seigen Ono
      Recorded at STUDIO FERBER, mixed at Studio Harryson, Paris, October 1989
      Tatiana and Vali: vocals / Alain "Loy" Ehrlich: marimba, bass, tambourine
      Seigen Ono: guitars, piano / Matinas Suzuki Jr.: Folha de S.Paulo, Brazil

      LOOK FOR AN AFTERNOON Seigen Ono / Carol Emanuel / Jill Jaffe
      Recorded at D&D and media sound, mixed at QUAD, New York, August 1987
      Remixed at Platinum Island, New York, January 1989
      Carol Emanuel : harp, voice / Jill Jaffe: viola, voice / Arto Lindsay: voice
      Curtis Fowlkes: trombone / Ned Rothenberg: bass clarinet
      Hank Roberts: cello / Mac Quayle: pgm / Seigen Ono: keyboards

      PESSOA QUASE CERTA Seigen Ono / Arto Lindsay
      Recorded at media sound, mixed at QUAD, New York, August 1987
      Associate producer : Arto Lindsay
      Arto Lindsay : vocal / Carol Emanuel : harp / Jill Jaffe : viola / Seigen Ono : charango

      540AM, VIEW OF EMPIRE Seigen Ono / John Zorn
      Recorded and mixed at CBS/SONY ROPPONGI, Tokyo, December 1987
      John Zorn : saxophone / Fusanosuke Kondo: guitar / Hideo Yamaki : drums
      Tatsuo Kondoh : piano, keyboards / Seigen Ono: guitar

      JULIA Seigen Ono / Jill Jaffe
      Recorded and mixed at media sound, New York, January 1988
      Alfredo Pedernera: bandoneon / Maxine Neuman: cello
      Jill Jaffe: viola, violin / Carol Emanuel: harp / John Beal: contra bass

      featuring MARLENE
      PASTORINHAS João de Barros / Noel Rosa
      BANDEIRA BRANCA Max Nunes / Laercio Alves
      MASCARA NEGRA Jose Flores de Jesus / Hildebrando Pereira Mattos
      Recorded at multi studios, Rio de Janeiro, February 1988
      Strings recorded at 39th ST. Music, New York, March 1988
      Remixed at Platinum Island, New York, January 1989
      Marlene: vocal / Armando Martinez: piano / Nelson Martins: trombone
      Helcio Brenha: saxophone / Jayme: trumpet / Mentirinha: percussion
      Joaquim Henriques: drums / Aldemir Bruzaca: bass, backing vocal
      Jill Jaffe: viola, violin / Maxine Neuman: cello
      Seigen Ono: strings arrangement, percussion

      GALOPE Gonzaga Jr.
      Recorded at multi studios, Rio de Janeiro, February 1988
      Remixed at Platinum Island, New York, January 1989
      Marlene: vocal / Helio Delmiro: guitar / Armando Martinez: piano
      Helcio Brenha : saxophone / Nelson Martins: trombone / Jayme: trumpet
      Mentirinha: percussion / Joaquim Henriques: drums / Aldemir Bruzaca: bass, voice
      Pedrinho Rodriguez and Marcia Regina

      ANOTHER GROOVE Seigen Ono / Roy Nathanson
      Recorded at Sound on Sound, New York, October 1988
      Remixed at Platinum Island, New York, January 1989
      Roy Nathanson: saxophone / Bill Ware: vibes / E.J. Rodriguez: percussion
      Marc Robot: guitar / Jim Nolet: violin / Curtis Fowlkes: trombone
      Brad Jones: contra bass / Seigen Ono: guitar

      ON THE SUNNY SIDE OF THE STREET Jimmy McHugh / Dorothy Fields
      Recorded at Sound on Sound, New York, October 1988
      Remixed at Platinum Island, New York, January 1989
      Roy Nathanson : vocal, saxophone / E.J. Rodriguez : drums
      Marc Ribot : guitar / Brad Jones : contra bass

      ROMAN MARCHING BAND Seigen Ono / Roy Nathanson
      Recorded and mixed at Sound on Sound, New York, October 1988
      Roy Nathanson: saxophone / Dougie Bowne: marching drum / Bill Ware: vibes
      Bob Stewart: tuba / Curtis Fowlkes: trombone / Marc Ribot: banjo, cornet
      E.J. Rodriguez: percussion / Seigen Ono: piano

      TA.TA.TA Seigen Ono
      Recorded and mixed at Sound on Sound, New York, October 1988
      Roy Nathanson: saxophone, clap / E.J Rodriguez: percussion, clap
      Bill Ware: vibes / Curtis Fowlkes: trombone / Marc Ribot: guitar
      Brad Jones: contra bass, clap / Seigen Ono: piano, percussion, clap

      LOUIS-SAN Roy Nathanson
      Recorded at Sound on Sound, New York, October 1988
      Remixed at Platinum Island, New York, January 1989
      Roy Nathanson: saxophone / E.J. Rodriguez: drums / Bill Ware: marimba
      Bob Stewart: tuba / Marc Robot: guitar / Jim Nolet: violin

      STAYING ON THE BEACH ALL DAY Seigen Ono /Roy Nathanson
      Recorded at Sound on Sound, New York, October 1988
      Remixed at Platinum Island, New York, January 1989
      Roy Nathnson: saxophone / Marc Ribot: guitar / E.J. Rodriguez: drums, percussion
      Bill Ware: vibes / Jim Nolet: violin / Curtis Fowlkes: trombone / Brad Jones: contra bass

      FINALE
      Seigen Ono / Hideo Yamaki / John Zorn / Choi Jong-Shil / Kim Duk-soo
      Recorded and mixed at CBS/SONY ROPPONGI, Tokyo, December 1987
      Fred Frith: guitar / John Zorn: saxophone / Hideo Yamaki: lot of drums, balaphone
      Choi Jong-shil: buk, k’kwaenggwari / Kim Duk-soo: changgo
      Haruo Togashi: piano, keyboards / Tatsuo Kondoh: accordion

      CARNATION Seigen Ono / Evan Lurie
      Recorded and mixed at media sound, New York, January 1988
      Alfredo Pedernera: bandoneon / Jill Jaffe: viola, violin
      Maxine Neuman: cello / Judy Geist: viola

      IF YOU ONLY KNEW Seigen Ono / Evan Lurie
      Recorded and mixed at media sound, New York, January 1988
      Alfredo Pedernera: bandoneon / Jill Jaffe: viola, violin / Maxine Neuman: cello

      YOU WILL BE ALL RIGHT Seigen Ono / Arto Lindsay
      Samba school recorded on a street in Rio de Janeiro, February 1988
      Recorded and mixed at QUAD, New York, March 1988
      Bill Frisell: guitar, voice / Arto Lindsay: guitar, voice / Jill Jaffe: viola, voice
      Carol Emanuel, Tereza Tillett and Seigen Ono: voices

  • [SACD]CDG Fragmentation
    2019/03/20発売 CD(SACDハイブリット) COGB-108 ¥3,200+税
    ジャケット・デザイン:井上嗣也
      CDG Fragmentation

      試聴はこちらから


      CD/SACD 収録楽曲

      1. CDG Fragmentation (In other words)(ということ) ※
      2. CDG Fragmentation (I was slightly surprised) (おどろいたね) ※
      3. CDG Fragmentation (You know as I expected) (やっぱりね) ※
      4. CDG Fragmentation (It’s kind of good) (まあまあね) ※
      5. CDG Fragmentation (It’s up to you) (よきにはからえ) ※
      6. WHITE TANGO (document 1997)
       ホワイト・タンゴ (ドキュメント 1997) ※
      ※M1~6 Document Recorded in Paris, March, 1997
      7. Goto Cu Niro ゴート・ク・ニーロ
       Naná Vasconcelos (Percussion), Pearl Alexander (Contrabass), Seigen Ono (Lurking tonality piano)
      8. MALU (Seigen Ono Plus at Osaka 2003)
       マルー (セイゲン・オノ・プラス アット大阪 2003)
       featuring João Parahyba (Percussion), Coba (Accordion), Hidenori Midorikawa (Alto Sax) and Seigen Ono (Guitar)
       "Live: Seigen Ono plus" Live Recorded at Comme des Garçons Osaka, November 21st, 2003
      9. Jean from 3rd street 三丁目のジャン
       featuring Jane Scarpantoni (Cello), Marc Ribot (guitar), Arto Lindsay (guitar), Naná Vasconcelos (Percussion), Seigen Ono (Lurking tonality piano), Ned Rothenberg (Bass Clarinet), Sussan Deyhim (steps), Michael Blair (Percussion)
      10. At long last あげくの果て
       featuring Kuba Więcek (Alto Sax), Seigen Ono (piano) and Pearl Alexander (Contrabass)
      11. John from 3rd street 三丁目のジョン
       featuring Marc Ribot (guitar), Arto Lindsay (Voice and guitar), Keiko Courdy (Voice), Ned Rothenberg (reeds), Seigen Ono (Lurking tonality piano)
      12. Tu es né en quelle année? 何年生まれ?
       featuring Estelle Bauer (Voice), João Parahyba (Percussion), Hidenori Midorikawa (Alto Sax), Coba (Accordion) and Seigen Ono (Guitar)
      13. It’s your imagination きのせい
       Amanda K Miller (steps), Marc Ribot (guitar), Arto Lindsay (guitar), Michael Blair (Percussion), John Zorn (Alto Sax). Seigen Ono (Lurking tonality piano)
      14. WHITE TANGO ホワイト・タンゴ
       Masashi Togame (Clarinet), Hideaki Yamaoka (Accordion), Yuka Matsunuma (Viola), Mariko Okamoto (Percussion), Masataka Matsumoto (Tuba), Motoyoshi Furuya (Trumpet), Pearl Alexander (Contrabass)

      CD層:通常のCDとしてM1からM6は、やく15分に編集(14曲トータル 60分49秒)
      Super Audio CD層:対応プレーヤーでM1からM6は、1997年3月のプレゼンターションのノーカット約40分(14曲トータル 88分30秒)

      ※SACD 1~6は、Super Audio CD層では約40分の収録となります。対応プレーヤーでお楽しみください。
      CD 1~6は、通常のCD層では約15分の編集バージョンです。

  • [アナログ・レコード]CDG Fragmentation
    2019/03/20発売 アナログ・レコード(ステレオ)COJA-9351 ¥4,000+税
    ジャケット・デザイン:井上嗣也
      CDG Fragmentation

      試聴はこちらから


      LP 収録楽曲(STEREO)


      Side-1

      1. WHITE TANGO ホワイト・タンゴ
      2. Goto Cu Niro ゴート・ク・ニーロ
      3. It’s your imagination きのせい
      4. John from 3rd street 三丁目のジョン
      5. CDG Fragmentation (In other words) (ということ)
      6. CDG Fragmentation (I was slightly surprised) (おどろいたね)

      Side-1:17分32秒

      Side-2

      1. Tu es né en quelle année? 何年生まれ?
      2. MALU (Seigen Ono Plus at Osaka 2003)
       マルー(セイゲン・オノ・プラス アット大阪 2003)
      3. At long last あげくの果て
      4. Jean from 3rd street 三丁目のジャン
      5. CDG Fragmentation (You know as I expected) (やっぱりね)

      Side-2:19分10秒

SEIGEN ONO オノ セイゲン

エンジニアとして、82年の坂本龍一「 戦場のメリークリスマス」にはじまり、ジョン・ゾーン、アート・リンゼイ、マーク・リボー、デイヴィッド・シルヴィアン、マンハッタン・トランスファー、オスカー・ ピーターソン、キース・ジャレット、マイルス・デイヴィス、キング・クリムゾン、渡辺貞夫、 加藤和彦など多数のアーティストのプロジェクトに参加。96年「サイデラ・マスタリング」を開設。DSDレコーディグ、立体3Dサラウンド、オーディオや音響空間のコンサルティングなども手がける。
ミュージシャンとしては、1984年にJVC よりデビュー。87年に日本人として初めてヴァージン UK と契約。スイスのモントルー・ジャズ・フェスにも4回出演し、ライヴ盤『Seigen Ono Ensamble Montreu93/94』をリリース。ニューヨーク、サンパウロ、リオデジャネイロ、パリ、ミラノ、東京で録音された『Bar del Mattatoio(屠殺場酒場) / Seigen Ono』はカエターノ・ヴェロ-ゾが寄せたライナーノーツも話題となる。その他『Memories of Primitive Man / Seigen Ono and Pearl Alexander』(2015年 Sony Music Japan)など多数のアルバムを発表。
* Better Days時代に赤坂コロンビアスタジオを最も使用したプロデューサー・エンジニア。『かかし / 清水靖晃』『うたかたの日々 / マライア』 などはアルバム制作時間約300時間だった。

https://saidera.co.jp/seigen.html

TSUGUYA INOUE 井上嗣也

1947年生まれ。1978年ビーンズ設立。アートディレクター、グラフィック・デザイナー。広告、音楽、出版、TVなどのアートディレクションの仕事。写真とタイポグラフィの斬新なデザインワークでジャンルを横断した仕事を続けている。日本プロ野球機構シンボルマーク「NPB」制作。井上嗣也作品集『INOUE TSUGUYA GRAPHICS WORKS 1981–2007』、『INOUE TSUGUYA GRAPHICS TALKING THE DRAGON』(リトルモア)。東京ADCグランプリ、東京TDCグランプリ、日本宣伝賞山名賞。東京ADC会員、東京TDC会員、JAGDA会員。