ミュージカル俳優・井上芳雄による初のオリジナル・アルバム『Greenville』。
このアルバムは井上芳雄が少年期に家族と過ごし、今の彼自身の礎となる経験を得た土地である、アメリカ合衆国ノースカロライナ州の都市 Greenville(グリーンヴィル)」の名を冠し、「人生の中で訪れる苦難や悲しみ、そんな誰もが経験する様々な場面にそっと寄り添う曲たち」という、井上芳雄が掲げたテーマのもとで制作されました。
プロデュースにコトリンゴを迎え、ときに優しく包み込むような、ときにそっと背中を押してくれるような、繊細かつポジティブな楽曲が有機的に紡がれ織りなされていくまさに“人生のサウンドトラック”となっています。
井上自身が挙げたテーマのもとでコトリンゴをはじめさまざまアーティストが楽曲提供。各テーマをアーティストそれぞれが噛み砕き、産み落としたコンセプチュアルな全10曲を収録。
姉のMonaと妹のHinaによるピアノ連弾ボーカルユニットKitriによる厳かな雰囲気の「Prelude」でアルバムの幕が開きます。同じくKitriが書き下ろした「The Only」は自分らしく生きることを肯定する前向きなアコースティック・ポップス。シンガーソングライター・堂島孝平によるアーバンなドライビング・ミュージック「Diary」、プロデューサー/ドラマーのmabanuaとシンガーソングライター・Michael Kanekoによるどこか哀愁を感じるダンス・ナンバー「Lost In The Night」、ソングライターデュオ・モノンクルによるミッドテンポなR&B「天使も悪魔も」など今までの井上芳雄のイメージを刷新するチャレンジングな楽曲も数多く収録。アルバム全体のプロデュースを務めるコトリンゴによる「タイムテーブル」は冨田恵一がプロデュース・アレンジを担当しカラフルなポップ・ナンバーに。同じくコトリンゴが書き下ろした「ライフ」はホーンセクションと小気味いいリズム隊が華やかに楽曲を彩るジャズ風味の軽快な失恋ソング。シンガーソングライター・おおはた雄一はあたたかく穏やかに喪失感を描いた「記憶の庭」を提供。2021年に井上が出演した『首切り王子と愚かな女』にて作・演出を手がけた劇作家・蓬莱竜太と同作の音楽を担当した作曲家・阿部海太郎によるドラマティックな展開のバラード「無題の詩」、ピアニスト清塚信也が曲をシンガーソングライター寺尾紗穂が詞を書き下ろした未来への希望を託した「あなたに贈る海風」で穏やかにアルバムは幕を閉じます。
また、アルバムから2/13(月)に「天使も悪魔も」「The Only」の2曲先行配信されることが決定!
楽曲は2/5(日)TBSラジオ「井上芳雄 by MYSELF」の中で初オンエアされる予定です。
■リリース情報
2023/3/22(水)発売
Greenville(グリーンヴィル)
【初回限定盤】CD+写真集「Greenville」+封入ポスター:COCP-41984 ¥6,600(税込)
【通常盤】CD:COCP-41985 ¥3,300(税込)
1. Prelude
(Lyrics:Hina Music:Mona Arrangements:コトリンゴ Chorus arrangements:Kitri)
2. The Only
※2/13先行配信
(Lyrics:Hina Music:Mona Arrangements:コトリンゴ)
3. タイムテーブル
(Lyrics & Music:コトリンゴ Arrangements & Produce:冨田恵一)
4. 天使も悪魔も
※2/13先行配信
(Lyrics, Music & Arrangements:吉田沙良、角田隆太)
5. Lost In The Night
(Lyrics:Michael Kaneko Music & Arrangements:mabanua)
6. Diary
(Lyrics, Music & Arrangements:堂島孝平 Additional arrangements:コトリンゴ)
7. ライフ
(Lyrics, Music & Arrangements:コトリンゴ)
8. 無題の詩
(Lyrics:蓬莱竜太 Music:阿部海太郎 Arrangements:コトリンゴ)
9. 記憶の庭
(Lyrics & Music:おおはた雄一 Arrangements:おおはた雄一、コトリンゴ)
10. あなたに贈る海風
(Lyrics:寺尾紗穂 Music:清塚信也 Arrangements:コトリンゴ)
(2023/2/3掲載)