1.さくらさくら(日本古謡)
2.そうらん節(北海道)
3.佐渡おけさ(新潟)
4.会津磐梯山(福島)
5.松前追分(北海道)
6.田植唄(青森)
7.五木の子守唄(熊本)
8.大漁節(千葉)
9.音戸の舟唄(広島)
10.木曽節(長野)
11.谷茶前節(沖縄)
12.八木節(群馬)
13.鹿児島おはら節(鹿児島)
14.こきりこ(富山)
15.麦打唄(群馬)
16.稗つき節(宮崎)
17.大漁唄い込み(宮城)
18.江戸子守歌(東京)
19.阿波踊り(徳島)
20.黒田節(福岡)
21.おてもやん(熊本)
22.お江戸日本橋(東京)
23.レント(ソナチネ第2楽章)
24.おどり
25.子守歌
26.日本の初春(フルート、チェロ、ピアノのための三重奏曲) *
27.故郷(熊本マリ編)
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奥村 一 Hajime Okumura (1925/01/13/東京〜1994/04/02/)
奥村一はピアニストを志していたが、作曲に転向し、東京音楽学校に。昭和19年には陸軍戸山学校に入隊した。同学年に芥川也寸志、斎藤高順などがおり、上級生には團伊玖磨、梶原完、石津憲一、北爪規世などがいた。軍楽隊では奥村はオーボエとバスーン、芥川と斎藤はサクソフォンを、團は打楽器を担当していたという。そこでオーケストラの吹奏楽編曲や作曲、管楽器の用法などを集中的に学ぶ。戦後、伊福部昭に作曲を師事した。《ピアノ・ソナタ第1番》は伊福部に高く評価された。下八川圭祐や長門美保などの専任伴奏者としてオペラのレパートリーの数々を身をもって経験してそれを生かしオペラ作曲。吹奏楽では「ニューエイトの会」を結成し、たくさんの曲を提供した。特にピアノと吹奏楽を結びつけたコンチェルト形式の作品など、芸術性を兼ね備えた新しいレパートリーの開拓を志向していた。