Q&A

  • Q.始めてからどのくらいで子供はサインをするようになりますか?

    A.子供の成長には個人差があるために一概にはいえません。
    一般的には月齢8ヶ月~11ヶ月で手を振る、手をたたく、指さす、などの基本的なジェスチャーをするようになると言われています。
    サインを習っている赤ちゃんなら、基本的なジェスチャーに続いて、習ったサインも見せるようになり、やがてそのサインを意味と関連づけて、自分の要求を伝えたりするようになります。
  • Q.プログラムを続けてもなかなか英語を話してくれないのですが?

    A.幼児の言語学習には「沈黙期」という時期があって、この期間を経て、子どもたちは突如として正確な言葉を話し始めるといわれます。
    その間、子どもたちは頭の中で話し言葉のリハーサルを繰り返しているのです。
    覚えたはずの英語をすぐに口にしないからといって、焦ってアウトプットを強要してはいけません。
    “サイニングタイム!”のプログラムは、英語に「ひたる」ことによって、アウトプットの前の効果的なインプットの時間を育んでくれます。
  • Q.本当に英語を話せるようになるの?

    A.“サイニングタイム!”のシリーズは、英語を話せるようになるための下地を作るプログラムだと思ってください。
    “サイニングタイム!”をすることで、ある日突然、英語を話せるようになるわけではありません。
    けれどもこのプログラムを通して、子どもたちは第1言語を習得するのと非常によく似た方法で英語に親しむことができます。
    これが、バイリンガルの子どもを育てるキーポイントです。
  • Q.あまり早くに英語の学習を始めてしまったら、
      日本語ができなくなってしまうのでは?

    A.もし日本に住んでいて、ほとんどの時間を日本語を使って生活しているのなら、そんな心配はありません。
    たとえ、英語学習のための時間を割いたとしても、日本語から受けている影響のほうが圧倒的に多いのですから。
  • Q.英語のしゃべれない親が教えたら、
      子どもが間違った発音で英語を覚えてしまうのでは?

    A.親がネイティヴではない発音で語りかけたり、誤りのある文法で話しかけたりしたとしても、子どもたちは自分の頭の中で発音や文法を修正して覚えるという研究があります。
    これは、周りの環境、テレビやDVDなどから英語を聴くことで、無意識に修正して覚えるのです。
    さらに、子どもたちは“サイニングタイム!”のプログラムを通じて、ネイティヴの発音や会話につねに触れることができます。
  • Q.子どもの時に英語を聞かせても、すぐに忘れてしまうのでは?

    A.たしかに英語の学習を途中でやめてしまえば、英語の能力は次第に失われてしまうでしょう。
    けれど、一度学習をしておくことで、脳にはその言葉を使う「潜在能力」のようなものが培われます。
    学習を再開すれば、短期間で言語能力を取り戻すことができます。
    それに、幼いうちに外国語に触れることで、将来的には学習経験のない児童よりも言語を習得する能力が高くなるという研究もあります。

監修:サイモン・ダウンズ博士(一般社団法人 英語を通じた育児支援協会理事長)