¥1,900+税
COZC-1739-40
¥1,300+税
COCC-17869
¥3,000+税
COZX-1685-6
¥17,000+税
SACX-1068-9
コロムビアミュージックショップ限定販売
「Morning glow」
紫のモチーフは<朝焼け>。夜から朝に変わっていく繊細な空の色調を、軽快なグルーブに乗せて爽やかな歌声で表現している。デビューアルバムから間を置かずに届けられたすわわからのグリーティング。How are you, My friend?
「Poison Girl」
モチーフは<アメジスト>、そして<毒>。恋心という毒薬でコントロールを失ったヒロインの心の声が、攻撃的なサウンドと共に歌われる。ツンデレ? 一言も口に出してないからツンツンじゃないか!
「揺れていたい」
モチーフは<紫陽花>。前作収録曲「溶けるみたい」の後日譚。曖昧な関係が続く中、一歩が踏み出せない主人公は、リズムのような雨音の下で「この恋は二度とない」と決意する。想う相手は一度も登場しないまま終わる曲には続きがありそうだ。
「Merlot Tears」
モチーフは<ワイン>。メルローはワインぶどう品種の中でも最も赤紫に近い色を持つ。熟した恋心を一人静かに諦めるヒロインの心の中で、メランコリーが激しく昇華していく。せつなくもエモーショナルな歌声と、徐々に激しさを増していく演奏がスリリングに絡み合った息もつかせぬ一曲。
「Lilac」
モチーフは<ライラック>。紫色のライラックの花言葉は「初恋」。ドライブ感溢れる楽曲に乗せて<この恋のヒロインは私>と決意する主人公。聴いていると自然とワクワクしてくる、諏訪ななかにしか表せない世界観。すわわの歌声を聴くと元気が出るなー。
井上哲也(日本コロムビア ディレクター)
¥4,000+税
COZX-1643-4
¥5,800+税
COZX-1645-6
¥3,000+税
COCX-41109
「So Sweet」
アーティスト・諏訪ななかの第一歩を高らかに告げるリードトラック。始まりの高揚感を甘い言葉で綴った歌詞、デビューを祝福するかのような、華々しくもソリッドでファットなバックトラック。振り落とされないようについて行きたい。Are you ready?
「Donut Ring World」
ドーナツの穴を覗くように世界を眺めたら、いつもの日常がきっと違って見える。ここで言うドーナツとはきっと今始まったばかりの諏訪ななかの音楽のことだろう。ハイテンポなエレクトリックサウンドが心地よい。いざ冒険の始まりへ。
「マカロンラブ」
少しBPMを落としたミディアムテンポで、クールな不思議さを醸すエレクトリックサウンド。ここまでの流れでエレクトリックポップが諏訪ななかソロ作品の一つの軸になっていることがわかる。幾層にもちりばめられた、ただ甘いだけではない歌詞を紐解いていくのも楽しい。
「My Prologue」
一転してミステリアスな雰囲気の、メランコリックかつ激しさと熱を併せ持ったマイナーチューン。歌と楽器が絡み合って、中盤以降どんどん熱を帯びていく。ここまでエモーショナルなすわわのボーカルを聴いたことがあるだろうか。全編通したピアノとギターのインタープレイにも心躍る。
「ショコラ フレーズ」
<せつなさ>が諏訪ななかの音楽のもう一つの軸であるならば、この楽曲はまさにその点において白眉である。かけがえなさすぎてなぜか逃げたくなる一瞬というのが、生きているとごくたまにある。すわわの、時に金管楽器を想起させる高音部の歌声がこの曲に深い説得力をもたらしている。Fraiseはフランス語でイチゴ。言えなかった言葉(phrase)とかけている。
「Strawberry Egoist」
内に秘めた恋心に気づき葛藤する内面を歌った、アルバム中、最も激しいロックナンバー。荒々しいエレキギターがリードするラウドなバンドサウンドと対照的に、よく聞くといじらしく微笑ましくもある乙女心を歌っている可愛らしい曲。ライブでのすわわのパフォーマンスがとても楽しみである。
「ポップコーンの雲」
意外にも(?)激しめの曲が多いアルバムの中で、微炭酸の飲料のようにほっこりさせてくれるナンバー。青空を漂う白い雲を、はじけるポッポコーンに見立てている。シンプルで軽快なバンドサウンドに乗せて、ごく普通の毎日をワクワクした気持ちで過ごす秘訣がすわわの伸びやかなボーカルで綴られている。こちらもライブが楽しみな一曲。
「溶けるみたい」
誰もが経験するほろ苦い恋の焦燥感を、ノスタルジックなビートと王道のポップスサウンドに乗せて歌う、既にクラシックと言って良い極上の逸品。オーソドックスなブラスアレンジとすわわの歌声の相性も際立って、まさにアルバムのハイライトとなっている。
「Wonderland!!」
と思いきや、クライマックスはここからだった!前奏曲を感じさせる短いイントロ、変則的なメロディの2A、ギターと交互に歌うDパート等、一曲の中で組曲のような、野心的な構成になっている。一曲を通して爆発的なエモーションを感じさせる、すわわとオーディエンスにとってのアンセムとなるナンバー。
「Storytelling」
アルバムを通して高揚した気持ちを、心地よく静めてくれるミディアムバラード。すわわの凛としたボーカルに、力強い決意のようなものが感じられる。アーティスト・諏訪ななかの物語は今、始まったばかり。すわわとファンのみなさんと、この旅を共にできることに深く感謝したい。
井上哲也(日本コロムビア ディレクター)