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第1話「王子と天使」
シルバーランドの王子サファイヤは、実は女の子。後継ぎは男でなければならないという国の掟のため、男として育てられたのだ。そんなサファイヤの前にある日、チンクという名の天使が現れる。チンクは12年間、男の心を持って生まれた女の子を捜し続けていた。
脚本：能 加平、演出：手塚治虫・月岡貞夫 |
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第2話「魔王登場の巻」
魔王メフィストは、おとなしい性格の娘ヘケートを魔女らしく荒々しい心に変えるため、サファイヤが持つ男の心を狙っていた。その企みを知ったジュラルミン大公は王位を奪うチャンスとばかりに、魔王に協力してサファイヤを魔の山に連れ出してしまう。
脚本：能 加平、演出：大貫信夫 |
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第3話「武術大会の巻」
武術大会が開かれることになり、腕におぼえのある騎士たちがシルバーランドに集まってきた。これを機会にサファイヤを殺してしまおうとするジュラルミン大公とナイロン卿は、当代随一の剣客として名高い騎士・バロンをサファイヤと闘わせようとする。
脚本：能 加平、演出：富野喜幸 |
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第4話「踊れフランツ」
ジュラルミンの腹心ナイロン卿は一計を案じ、船上パーティーに招かれた隣国の王子フランツに、サファイヤ王子が姫かもしれないと耳打ちする。興味をもったフランツは、サファイヤにわざとダンスを申し込む。一方、船底では奴隷のブラッドたちが反乱を企てていた。
脚本：能 加平、演出：富野喜幸 |
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第5話「怪物の谷」
サファイヤは毎朝、王妃のためにバラの花を摘んでいた。サファイヤを狙うナイロン卿は、触れた者は三日で死んでしまうという毒のバラを用意する。ところが、間違って王妃がそのバラに触れてしまった。母を救うため、サファイヤは薬草が生えた谷へと向かう。
脚本：能 加平、演出：坂口尚三 |
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